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【100g】ニカラグア ラグーナ農園 中深煎り Nicaragua Finca Le Laguna
【プロフィール】
【焙煎度合い】中深煎り
【生産者】 Valladarez Family
【エリア】Dipilto, Nueva Segovia, Nicaragua
【プロセス】Kenyba(ケニア式Fully Washed)
【品種】Caturra
【標高】1,350 m
【tastingnote】orange, melon, passion fruit, smooth, juicy, well balance, sweet
<コーヒーの特徴>
中深煎りながら、華やかでとてもバランスのとれたコーヒー。柔らかく滑らかな口当たりが、心地いい上品な豆です。ジューシーでねっとりした食感と甘さを持つフルーツのようなニュアンスを楽しむことができます。
<農園について>
La Laguna は、Nicaragua北部、Honduras国境に接するNueva Segovia県、Ocotal地区に位置します。La Lagunaは、Buenos Airesの農園主であるValladares Familyが2012年に買い取った農園です。買った当時、土壌はBuenos Airesより恵まれており、マイクロクライメイトもBuenos Airesとは少し異なります。
現在、Valladarez Familyは、10の農園を所有しています(Buenos Aires, El Carmen, MiraFlor, El Naranjo Dipilto, El Naranjo Quilali, Ojo de Agua, Suyatal, La Laguna, San Salvador,Monte Livano)。
Valladarez Familyは、元々Hondurasに住んでいましたが、45年前に内戦がひどくなり、NicaraguaのOcotalに移り住んできました。Dipiltoの中心は土地が高かったので、まだ少ししかコーヒーが植えられていなかったこの土地を買う事にしました。その後、近くの土地を買い足しながら、10農園を持つまでに成長しました。現在、4代目にあたるLuis Emilio氏、Olman氏の兄弟で農園を管理していますが、彼らのお父さんのLuis Emilio氏も70歳を超えていますが、農園に入ったり、牛の世話をして今もなお働いています。
<サスティナビリティ>
Valladarez Family所有のBuenos Aires農園では恵まれた自然環境を大切にし、自然と共存しながらコーヒー作りを続けることが最も重要だと考えています。農園内には68軒の家があり、農園で働く人々が快適に過ごせるような環境を整えており、行イン・教会・サッカー場・そして子供たちがコンピューターを学べるための部屋も整えられています。
<処理について>
1. 収穫期は、完全完熟実のみを摘みとるように、ピッカーに指導しています。そのために、通常のNicaraguaのPickerの平均賃金より高い賃金をこの農園で働くPickerに支払っています。その後、収穫されたチェリーの中に未完熟豆が混ざっていないかもう一度確認し、もし混ざっていたら取り除いてからWet Processに進めるようにしています。
2. 摘みとられたチェリーは、農園からトラックで約20分のところにあるWet Mill "Beneficio
San Carlos"に運ばれます。一日2回、11時、15時に運んでいます。
3. Wet Millに到着したチェリーは、タイル張りのチェリー集積槽に入れられます。この集積
槽は、出口が"く"の字になっていて、チェリーが勢い良く次の工程に行く事を防いでいます。
このWet Millでは、飲み水にもなる自然の湧き水をボンベで運んできて使っています。
4. 水と一緒にゆっくり送られたチェリーは、まずは水による比重選別が行われます。比重が軽く浮いたチェリー(過熟、Empty、虫食いチェリー)は、Pulpingマシーンには行かず別処理されます。同時に沈んだチェリー(完熟チェリー、未成熟チェリー)は、Pulpingマシーンに進みます。この時、水はチェリーと分けられ、水はPulpingには使われず取って置き、次の工程で使われます。
5. Pulpingマシーンを通った剥かれたパーチメント(熟度の良いもの)と、剥かれなかったチェリー(熟度の悪いもの)は、チェリーセパレーター(クリバ)の中に入ります。剥かれたパーチメントは、サイズが小さいので、クリバから飛び出し醗酵槽に運ばれます。剥かれなかったチェリーは、クリバの中に入ったままで、別処理に回されます。
6. 醗酵槽に運ばれたパーチメントは、約16~17時間の醗酵工程がとられます。
7. 翌朝、醗酵槽の水は一度抜かれ、新しい水1lが醗酵槽に入れられます。その後、水路に運ばれ、塊になっているParchmentをほどくように、木製のヘラを使い優しく洗われます。この水路でも比重選別が行われており、沈んだ重いパーチメントだけが1st lineとして処理されます。浮いたパーチメントは、比重が軽いため密度がつまっていない豆として、別処理に回されます。水路は、ロットごとにきれいに洗って使われています。水路を通過したパーチメントは、汚れた水は一度捨てられ、グリーンのタンクに入れられ、さらにきれいな水で洗われます。
※このWet Millは、エコロジカルな仕組みにできており、彼らは1ポンドのパーチメントを処
理するのに、3リットルの最小限の水だけを使うようにしています(3~5:2l、6~7:1l)。また、彼らは水をリサイクルして使っていますが、昨日使った水は今日は使わない、数回リサイクルして使ったものは使わないなどの工夫をしています。
8. 洗われたパーチメントは、ムシラージュの最終的な残り具合をチェックしながら、プラス
ティックのバッグに詰められ、車で約15分のところにあるDry Mill "Beneficio Buenos Aires"
に運ばれ、乾燥させます。
9. 乾燥中のPatioでは、好ましくないパーチメントや、チェリーが残ったままのパーチメントをピッキングして取り除くようにしています。
10. パーチメントはロットごとに分けて処理されており、最後はカッピングをして味を確認しています。
11. 船積み前の選定では、ハンドピックを行い、欠点豆などを取り除いています。
【焙煎度合い】中深煎り
【生産者】 Valladarez Family
【エリア】Dipilto, Nueva Segovia, Nicaragua
【プロセス】Kenyba(ケニア式Fully Washed)
【品種】Caturra
【標高】1,350 m
【tastingnote】orange, melon, passion fruit, smooth, juicy, well balance, sweet
<コーヒーの特徴>
中深煎りながら、華やかでとてもバランスのとれたコーヒー。柔らかく滑らかな口当たりが、心地いい上品な豆です。ジューシーでねっとりした食感と甘さを持つフルーツのようなニュアンスを楽しむことができます。
<農園について>
La Laguna は、Nicaragua北部、Honduras国境に接するNueva Segovia県、Ocotal地区に位置します。La Lagunaは、Buenos Airesの農園主であるValladares Familyが2012年に買い取った農園です。買った当時、土壌はBuenos Airesより恵まれており、マイクロクライメイトもBuenos Airesとは少し異なります。
現在、Valladarez Familyは、10の農園を所有しています(Buenos Aires, El Carmen, MiraFlor, El Naranjo Dipilto, El Naranjo Quilali, Ojo de Agua, Suyatal, La Laguna, San Salvador,Monte Livano)。
Valladarez Familyは、元々Hondurasに住んでいましたが、45年前に内戦がひどくなり、NicaraguaのOcotalに移り住んできました。Dipiltoの中心は土地が高かったので、まだ少ししかコーヒーが植えられていなかったこの土地を買う事にしました。その後、近くの土地を買い足しながら、10農園を持つまでに成長しました。現在、4代目にあたるLuis Emilio氏、Olman氏の兄弟で農園を管理していますが、彼らのお父さんのLuis Emilio氏も70歳を超えていますが、農園に入ったり、牛の世話をして今もなお働いています。
<サスティナビリティ>
Valladarez Family所有のBuenos Aires農園では恵まれた自然環境を大切にし、自然と共存しながらコーヒー作りを続けることが最も重要だと考えています。農園内には68軒の家があり、農園で働く人々が快適に過ごせるような環境を整えており、行イン・教会・サッカー場・そして子供たちがコンピューターを学べるための部屋も整えられています。
<処理について>
1. 収穫期は、完全完熟実のみを摘みとるように、ピッカーに指導しています。そのために、通常のNicaraguaのPickerの平均賃金より高い賃金をこの農園で働くPickerに支払っています。その後、収穫されたチェリーの中に未完熟豆が混ざっていないかもう一度確認し、もし混ざっていたら取り除いてからWet Processに進めるようにしています。
2. 摘みとられたチェリーは、農園からトラックで約20分のところにあるWet Mill "Beneficio
San Carlos"に運ばれます。一日2回、11時、15時に運んでいます。
3. Wet Millに到着したチェリーは、タイル張りのチェリー集積槽に入れられます。この集積
槽は、出口が"く"の字になっていて、チェリーが勢い良く次の工程に行く事を防いでいます。
このWet Millでは、飲み水にもなる自然の湧き水をボンベで運んできて使っています。
4. 水と一緒にゆっくり送られたチェリーは、まずは水による比重選別が行われます。比重が軽く浮いたチェリー(過熟、Empty、虫食いチェリー)は、Pulpingマシーンには行かず別処理されます。同時に沈んだチェリー(完熟チェリー、未成熟チェリー)は、Pulpingマシーンに進みます。この時、水はチェリーと分けられ、水はPulpingには使われず取って置き、次の工程で使われます。
5. Pulpingマシーンを通った剥かれたパーチメント(熟度の良いもの)と、剥かれなかったチェリー(熟度の悪いもの)は、チェリーセパレーター(クリバ)の中に入ります。剥かれたパーチメントは、サイズが小さいので、クリバから飛び出し醗酵槽に運ばれます。剥かれなかったチェリーは、クリバの中に入ったままで、別処理に回されます。
6. 醗酵槽に運ばれたパーチメントは、約16~17時間の醗酵工程がとられます。
7. 翌朝、醗酵槽の水は一度抜かれ、新しい水1lが醗酵槽に入れられます。その後、水路に運ばれ、塊になっているParchmentをほどくように、木製のヘラを使い優しく洗われます。この水路でも比重選別が行われており、沈んだ重いパーチメントだけが1st lineとして処理されます。浮いたパーチメントは、比重が軽いため密度がつまっていない豆として、別処理に回されます。水路は、ロットごとにきれいに洗って使われています。水路を通過したパーチメントは、汚れた水は一度捨てられ、グリーンのタンクに入れられ、さらにきれいな水で洗われます。
※このWet Millは、エコロジカルな仕組みにできており、彼らは1ポンドのパーチメントを処
理するのに、3リットルの最小限の水だけを使うようにしています(3~5:2l、6~7:1l)。また、彼らは水をリサイクルして使っていますが、昨日使った水は今日は使わない、数回リサイクルして使ったものは使わないなどの工夫をしています。
8. 洗われたパーチメントは、ムシラージュの最終的な残り具合をチェックしながら、プラス
ティックのバッグに詰められ、車で約15分のところにあるDry Mill "Beneficio Buenos Aires"
に運ばれ、乾燥させます。
9. 乾燥中のPatioでは、好ましくないパーチメントや、チェリーが残ったままのパーチメントをピッキングして取り除くようにしています。
10. パーチメントはロットごとに分けて処理されており、最後はカッピングをして味を確認しています。
11. 船積み前の選定では、ハンドピックを行い、欠点豆などを取り除いています。
