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【200g】 ケニア カリンガ 中煎り Kenya Karinga wet mill
【プロフィール】
【焙煎度合い】中煎り
【生産者】Gitwe FCS
【エリア】Kiambu County
【プロセス】Fully Washed
【品種】SL 28, SL 34, Ruiru 11
【標高】1,840 M
【tastingnote】 orange, tropical fruit,musucat,crisp,sweet acidity,floral,herbal
<コーヒーの特徴>
オレンジやトロピカルフルーツ、マスカットのような風味と甘さ、ジューシーで、瑞々しい果汁感が口いっぱいに広がります。鼻に抜ける華やかさ、冷めてくるとレモングラスのようなハーバルなニュアンスが感じられ最後の一口まで楽しませてくれるコーヒーです。
< Location & Background >
Karinga Wet Millは1983年に設立され、5つの村(キマルリ、カリング、ガチュハ、ムガルワ)の約2haの土地で栽培されたコーヒーを精製しています。Karingaは標高1,840mに位置し、火山性赤色土の肥沃な土壌を有しています。年に2度まとまった降雨があり、3~4月には長期的な雨、10~12月には短期的な雨が降り木々に栄養を届けています。
このMillの1つの特徴としては、紅茶の栽培地域に建てられているということです。低賃金や政治的な争いなどが影響して作物の収穫量は安定しておらず、またほとんどの生産者はコーヒーより紅茶の栽培に注力している状況でした。しかし現在では、生産者それぞれの収穫に応じて正当な対価を支払うことで、コーヒーの安定した生産量を確保しています。
また、この地域の生産者はGitwe Farmers’ Co-operativeSociety Ltd(Gitwe FCS)という農業組合を形成しており、650の生産者がメンバーとなっています。
<Processing>
収穫されたチェリーは、Wet millに持ち込まれるとすぐに水洗処理が行われます。パルパーを通して果肉除去した後、醗酵槽にて一晩醗酵工程をとります。その後綺麗な水に洗われながら水路を通り、別の醗酵槽へ移し、水に浸けながら再び醗酵工程を取ります。使用する水は、Rwabura川から汲み上げています。
醗酵処理後、アフリカンベットにて乾燥工程に入ります。乾燥中はパーチメントを頻繁にかき混ぜることで均一に乾燥させ、この間にハンドピックによる選別も行います。乾
燥後のパーチメントは、ドライミルに運ばれるまで保存庫
に貯蔵します。より効率的な生産処理のため、パルパーや水の再循環システム、12の保存庫の増設へ投資しました。
<Sustainablity>
Karinga Wet Millでは汚水問題に対する取り組みは行っていませんでした。しかし環境保全の必要性に応じ、現在では水源地から離れた場所に、生産処理に使用した水を貯めておく穴が5か所に掘られており、そこでのみ使用した水を捨てることで水源の汚染を防いでいます。
Gitwe FCSのメンバーはCoffee Reseach Stationという国のコーヒー研究所(以下“CRS”)との提携の元で生産を続けています。生産者はCRSからコーヒーの苗木の提供を受け、CRS発行の規定ガイドラインに沿って栽培をしています。また農林水産省による政策に則り、CRSは定期的に調査委員会を生産地域へ派遣し、現地調査も行っています。調査の中で委員会は除草や木の手入れ、肥料の撒き方、コーヒーパルプや干し草などで土壌 (コーヒーの樹の周り)を覆い、土壌の水分の蒸発を防ぎ、バクテリアの繁殖を促す「Mulching / マルチング」などの技術的な指導をしています。
調査委員会は上記指導のほか、生産者がとうもろこしなどの他作物を、コーヒーと並行して栽培していないかどうかの確認等も行っています。一方マカダミアナッツの同時栽培は認可されています。
またこの地域のコミュニティによって大切に保護されている、在来の樹木が多く植わっているのも特徴です。
<Management>
Karinga Wet MillはマネージャーであるSamwel Mutetiさんと、6人の常勤スタッフでマネジメントしていますが、収穫期には臨時スタッフを雇うこともあります。常勤スタッフは生産者が持ち運んだチェリーの計測や選別作業、また収穫に対する賃金の支払いや不満への対処など、様々な仕事に従事しています。
Samwelさん達の技術指導や資金繰り等の支援を通じて、Karingaにおけるコーヒーの生産量、および伝統的なKenyaのジューシーな口当たりや素晴らしいフルーティーなフレーバーが確保されています。
【焙煎度合い】中煎り
【生産者】Gitwe FCS
【エリア】Kiambu County
【プロセス】Fully Washed
【品種】SL 28, SL 34, Ruiru 11
【標高】1,840 M
【tastingnote】 orange, tropical fruit,musucat,crisp,sweet acidity,floral,herbal
<コーヒーの特徴>
オレンジやトロピカルフルーツ、マスカットのような風味と甘さ、ジューシーで、瑞々しい果汁感が口いっぱいに広がります。鼻に抜ける華やかさ、冷めてくるとレモングラスのようなハーバルなニュアンスが感じられ最後の一口まで楽しませてくれるコーヒーです。
< Location & Background >
Karinga Wet Millは1983年に設立され、5つの村(キマルリ、カリング、ガチュハ、ムガルワ)の約2haの土地で栽培されたコーヒーを精製しています。Karingaは標高1,840mに位置し、火山性赤色土の肥沃な土壌を有しています。年に2度まとまった降雨があり、3~4月には長期的な雨、10~12月には短期的な雨が降り木々に栄養を届けています。
このMillの1つの特徴としては、紅茶の栽培地域に建てられているということです。低賃金や政治的な争いなどが影響して作物の収穫量は安定しておらず、またほとんどの生産者はコーヒーより紅茶の栽培に注力している状況でした。しかし現在では、生産者それぞれの収穫に応じて正当な対価を支払うことで、コーヒーの安定した生産量を確保しています。
また、この地域の生産者はGitwe Farmers’ Co-operativeSociety Ltd(Gitwe FCS)という農業組合を形成しており、650の生産者がメンバーとなっています。
<Processing>
収穫されたチェリーは、Wet millに持ち込まれるとすぐに水洗処理が行われます。パルパーを通して果肉除去した後、醗酵槽にて一晩醗酵工程をとります。その後綺麗な水に洗われながら水路を通り、別の醗酵槽へ移し、水に浸けながら再び醗酵工程を取ります。使用する水は、Rwabura川から汲み上げています。
醗酵処理後、アフリカンベットにて乾燥工程に入ります。乾燥中はパーチメントを頻繁にかき混ぜることで均一に乾燥させ、この間にハンドピックによる選別も行います。乾
燥後のパーチメントは、ドライミルに運ばれるまで保存庫
に貯蔵します。より効率的な生産処理のため、パルパーや水の再循環システム、12の保存庫の増設へ投資しました。
<Sustainablity>
Karinga Wet Millでは汚水問題に対する取り組みは行っていませんでした。しかし環境保全の必要性に応じ、現在では水源地から離れた場所に、生産処理に使用した水を貯めておく穴が5か所に掘られており、そこでのみ使用した水を捨てることで水源の汚染を防いでいます。
Gitwe FCSのメンバーはCoffee Reseach Stationという国のコーヒー研究所(以下“CRS”)との提携の元で生産を続けています。生産者はCRSからコーヒーの苗木の提供を受け、CRS発行の規定ガイドラインに沿って栽培をしています。また農林水産省による政策に則り、CRSは定期的に調査委員会を生産地域へ派遣し、現地調査も行っています。調査の中で委員会は除草や木の手入れ、肥料の撒き方、コーヒーパルプや干し草などで土壌 (コーヒーの樹の周り)を覆い、土壌の水分の蒸発を防ぎ、バクテリアの繁殖を促す「Mulching / マルチング」などの技術的な指導をしています。
調査委員会は上記指導のほか、生産者がとうもろこしなどの他作物を、コーヒーと並行して栽培していないかどうかの確認等も行っています。一方マカダミアナッツの同時栽培は認可されています。
またこの地域のコミュニティによって大切に保護されている、在来の樹木が多く植わっているのも特徴です。
<Management>
Karinga Wet MillはマネージャーであるSamwel Mutetiさんと、6人の常勤スタッフでマネジメントしていますが、収穫期には臨時スタッフを雇うこともあります。常勤スタッフは生産者が持ち運んだチェリーの計測や選別作業、また収穫に対する賃金の支払いや不満への対処など、様々な仕事に従事しています。
Samwelさん達の技術指導や資金繰り等の支援を通じて、Karingaにおけるコーヒーの生産量、および伝統的なKenyaのジューシーな口当たりや素晴らしいフルーティーなフレーバーが確保されています。