news
2016/08/21 15:40
「コーヒー豆は生鮮食品だ」と説明されることがあります。
もちろん、本当の生鮮食品のように、すぐに腐って食べられないといったことはありません。ですが、生鮮食品と同じように劣化し、品質はどんどん下がっていきます。そのため、ある程度の期間内にできるだけ飲み切ってしまうことが重要です。
一度焙煎されたコーヒー豆なら、豆の状態で1か月ぐらい、粉の状態なら1週間ぐらいを目安に飲むといいかもしれません。
また、保存する期間だけでなく、コーヒー豆の保存方法も大事です。
コーヒー豆を保存する際の4つのポイント
コーヒー豆を保存する際に気を付けるべき点として、コーヒー豆は4つの要素に弱いということを知っておく必要があります。その4つとは「光・水(湿気)・空気・熱」です。そのため、コンロの近くに放置しておいて熱をあてたり、なんのカバーもせずに湿気まみれにしたりといった状態ではきちんと保存されているとは言えません。ですので、コーヒー豆をきちんとした容器・包装に入れておくことが必要になります。
そこでよく使われるのが、缶や透明のビンですが、これはやめたほうがいいです。缶では密封性も高くありませんし、透明のビンでは光があたって劣化が進んでしまいます。そこで、保存方法にこだわったコーヒー屋の間で使われているのが、不透明のアルミ袋を使った保存方法です。
当店の焙煎豆もこれを使用しています。
また、当店のアルミ袋はただのアルミ袋ではありません。裏面には、焙煎したコーヒー豆から出てくる炭酸ガスを抜くための逆止弁がついているコーヒー豆専用のアルミ袋を使用しています。値段は通常のアルミ袋よりも高級なのですが、これも高品質なコーヒー豆の鮮度を保つための一つの方法として採用しております。
ご家庭で保存される場合は、上のジッパーを閉じていただくだけで使用できるので、ご家庭でもプロと同じような方法でコーヒー豆の保存をしていだけます。
高品質なコーヒー豆を適切に保存された状態で、ご家庭でも味わってみませんか?