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2016/09/10 13:16
ドリップコーヒーを抽出するとき、あるいはエスプレッソを抽出するとき、どのぐらいの粉量を使い、どのぐらいの湯量をかけ、どのぐらいの時間で抽出し終えるかはコーヒーの味や風味を大きく左右します。そのため、プロのみならず、コーヒー好きの一般の方でもコーヒーをドリップする際には、量りとタイマーがセットになった専用のコーヒースケールをしていることがほとんどです。
ただ、一口にコーヒースケールと言ってもいくつかの種類があり、なかなか使用したことがないと判別がつかないでしょう。そこで今回は、それぞれのスケールの特徴やメリットをご紹介しつつ、どんなスケールが、どんな人におすすめなのかをお伝えしたいと思います。
初心者におすすめのドリップスケールはこれ!
まず、初心者におすすめしたいドリップスケールは、コーヒー専用のスケールのなかでは最も安価で性能もそこそこなHARIO V60 ドリップスケール。
HARIO社の製品は、どれも安価でコストパフォーマンスに優れていますが、このスケールもコストパフォーマンスの良さは上々です。1秒単位から計れるタイマーに、0.1g単位から量れるスケール。コーヒーの抽出に必要な要素がすべてつまっています。
スケールの表示に少しタイムラグこそあるものの、プロでも使っているスケールです。これから本格的なコーヒーの抽出に挑戦したい方は、まずここから始めてみるとよいでしょう。
エスプレッソも抽出したいプロにはこれがおすすめ
HARIOのスケールよりもさらにコンパクトで高性能なスケールがこちらのBrewista(ブリューウィスタ)。
HARIOであったようなタイムラグが全くなく、エスプレッソの抽出にも使用可能です。エスプレッソの抽出に使えるコーヒースケールはまだ少ないため、カフェ・ラテを提供するようなお店では重宝するでしょう。もちろん、ドリップコーヒーにも使用可能です。
データを取ってスタッフと共有する業務用に
そして、データを取りながら自分のレシピを追求したい職人さん、あるいはスタッフと自分のレシピを共有したい店舗さんにおすすめしたいのが、Acaia(アカイア)のコーヒースケールPearl(パール)です。
こちらはスマートフォンと連携することによって、ドリップ中のタイマーやスケール的な役割を果たすだけでなく、注水量が一定かどうかまで判定してくれる高機能なスケールなのです。また、レシピを記憶する機能までついています。いろいろな人と自分のレシピを正確に共有したい方におすすめ。