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2017/02/01 16:43
先日、コーヒー器具の展示会で、とあるデザイナーズのドリップケトルに出会いました。
そのケトルの名は、「Kaico ドリップケトル」。
2015年のジャパンハンドドリップチャンピオンシップの優勝者も使用していたデザイナーズドリップケトルです。
これまではオンライン上でも、どちらかというとそのデザイン性や素材へのこだわり、国産の製品であるという点が注目されて人気を博していました。
ですが、実際に展示会でドリップケトルとして使用してみると、その使いやすさに驚きました。
まず何より面白いのが、今まで使ったドリップケトルの中で「最も細く、真下に注ぎやすい」ということ。
実際に使ってみるとわかりますが、他のドリップケトルに比べて圧倒的に簡単に真下にお湯が落ちていきます。
斜めにお湯が落ちるとコーヒー抽出のブレにもなるので、真下に落ちてくれる点はありがたいところ。
さすがはドリップの全国大会で使用されただけのことはあります。
お湯が真下に落ちてくれる理由は、注ぎ口の形が特徴的で、後ろに少し反っているからでしょう。
ちなみに、細く真下に注ぐことは通常のドリップケトルでも(ものによりますが)十分可能です。
ただ、そこには慣れが必要ですし、少しでも注ぐ湯量を増やすと一気に注いでいるお湯が傾いてしまいます。
kaico ドリップケトルは"注ぎ口の反り"で真下にお湯を落とす構造になっているので、誰でも簡単に、そして少し多めのお湯を落としても真下に向かうようになっています。画期的なドリップケトルだと言えます。
また、琺瑯(ホーロー)製なので、金属の臭いが気になる方にもおすすめ。
デザイナーズでデザイン性もバッチリですし、家庭用にはSサイズのコンパクトなKaicoシリーズのドリップケトルもあります。
まだまだ使用している人も少ない珍しいドリップケトルを、ぜひご自宅でも使ってみてはいかがでしょうか。