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2018/05/15 13:54
普通のコーヒーよりも上質なコーヒーとして"スペシャルティコーヒー"という言葉は多くの方に浸透してきました。
コーヒー全体の流通量のなかでも約8%程度と呼ばれるスペシャルティコーヒーは、その専門店も増え、一般の人の目に触れる機会もかなり多くなってきたからです。
ですが、その"スペシャルティコーヒー"もすべてがすべて同じ品質というわけではありません。
いわゆるトップスペシャルティクラスにあたるコーヒーもあれば、ロースペシャルティと言われるようなものまで様々です。
今回、そんなスペシャルティコーヒーのなかでも、トップクオリティであると多くの人に評価されたコーヒー豆を入荷しました。
それが「ブラジル カチョエイラ ダ グラマ」です。
Taste of Harvest 出展豆
「ブラジル カチョエイラ ダ グラマ」は、Taste of Harvestと呼ばれる展示会に出展したコーヒー豆。
Taste of Harvestとは、スペシャルティコーヒーの国際審査会のひとつ。
Taste of Harvestに出展するためには、ブラジルスペシャルティコーヒー協会による2段階の審査を超え、一定基準以上と認定される必要があります。
つまり、Taste of Harvestに出展されただけで、すでに高いクオリティを持つスペシャルティコーヒーと呼べるのです。
良い意味でブラジルらしくない華やかなコーヒー
ブラジルのコーヒーと言えば、ナッツのような風味を持っていて、あまり酸味が少なくてバランスが取れた甘いコーヒーといった印象をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
ですが、「ブラジル カチョエイラ ダ グラマ」は、フローラルでベリーのような華やかな風味を持っており、明るい酸味を持った「いい意味でブラジルらしくない」コーヒー。「ブラジルのコーヒー」のイメージを持って飲んでみると、違いに驚かれるかもしれません。
ですが、カチョエイラのバランスがありながら香り豊かで、柔らかく、なめらかな口当たりを味わうと、「こんなブラジルもあったんだ!」という喜びの驚きにきっと変わることでしょう。
なかなかお目にかかれないコーヒー
スペシャルティコーヒーの展示会はいろいろな種類がありますが、Taste of Harvest出展豆にはなかなかお目にかかる機会が少ないでしょう。
当店でも、今回は30kgの生豆しか確保できませんでしたし、国内ロースターでも多くの数を確保している店舗は少ないと思われます。
単純に高クオリティというだけでなく、その希少なコーヒーの味をお楽しみください。