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2019/01/24 16:36
世界最高級・最高品質とうたわれる「ゲイシャ」種のコーヒー2種類をぜいたくに飲み比べできるセットを販売開始しました!
世界中のバリスタが注目する「ゲイシャ」とは?
「世界でも最も高価なコーヒー」とも言われるゲイシャのコーヒーですが、そのすごさはなによりも"品質"にあります。2004年にパナマの品評会「ベスト・オブ・パナマ」で優勝して以来、世界中の注目を浴び続け、いまや世界中のバリスタがその品質を認めています。
昨年の「ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ」や「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」などの名だたる大会の決勝戦で使われたコーヒー豆のラインナップを見ると、ほぼすべての出場者がゲイシャ種のコーヒーを使っているくらいです。
個々人の好みを超えて、「ゲイシャの品質はすべてのバリスタが認めざるを得ない」と言っても過言ではありません。
なぜゲイシャは高価なのか?
ただ、そんな高品質なコーヒーであるゲイシャですが、なぜ、ときには幻のコーヒーと言われるほど「世界で最も高価なコーヒー」になっているのでしょうか?
その理由は、「とにかく生産性が低い」から。
ゲイシャは病害虫や気候の変動に弱く、さらにその上生産性が低いという特徴があります。手間暇をかけて育てなければいけないうえに、生産性も低いとあっては、どうしても高価にならざるを得ないのです。そのため、喫茶店によっては、1杯2,000~3,000円の値段をつけることも。
最高品質になる可能性があるのに、すべての生産者がゲイシャを育てていないのはこういったワケがあったのです。
加えて、焙煎をするのも難しく、焙煎温度や気温などにも気を配る必要があるため、すべてのロースターや焙煎業者がゲイシャを扱えるわけではありません。
そのため、当店でも、熟練したバリスタとロースターが共同で抽出したい味を決めて焙煎をしております。
ゲイシャの多様性を味わうために
また、一口にゲイシャと言っても、その特徴はさまざま。
有名なパナマエスメラルダ農園のゲイシャはフローラルな香りが特徴的で、まさに花や香水の香りをかいだかのような印象的なフレーバーがあります。
一方、今回飲み比べにご提案している「グァテマラ ゲイシャ」は、バランスがよくきれいで、とにかく上質さの目立つコーヒーに。「コスタリカ ゲイシャ」は、フローラルさなど繊細よりも果実味のあるジューシーさが目立つコーヒーになっています。
↑飲み比べセットには、こうした説明カードを同封しております。
育つ産地も育て方もまったく違うゲイシャのコーヒー。
いろいろな特徴を持つゲイシャを飲み比べることで、よりゲイシャの特徴がはっきりとわかってくることでしょう。普通は、高価すぎて飲み比べなんてできませんが、今回はできる限りコストを抑えることで高品質なゲイシャを安価で提供できることとなりました。
もちろん、コストを抑えると言っても、品質は大会などで優勝できるレベルの高品質さを持つコーヒー生豆を仕入れ、焙煎しています。
テレビや雑誌などで話題のゲイシャをぜひ贅沢に飲み比べして味わってみてください。